ANAマイレージクラブに入会後は、こんなことに気を付けよう!

ANAマイレージクラブに入会して、カードが手元に来ました。カードに記載されているアルファベットの名前に誤りがないか、また、国際線を利用する予定のある方は、パスポートの綴りと一緒かどうかを確認し、紛失のないように保管しておきましょう。

飛行機での旅行中や、旅行が終ったあとにANAマイレージクラブに入会したという方は、前回ご紹介した「事後登録」の方法に従って、ホームページや郵送で申請し、加算漏れのないように気を付けましょう。

 

航空便予約時の積算方法は簡単。ガンガンマイルを貯めて行こう!

 

一般のポイントカードなら、「精算時にカードを見せる」という方法でポイントがたまることがほとんどですが、ANAの航空便を利用してマイルを貯める場合は、タイミングが異なることがあります。

飛行機に乗るときは多くの場合、事前に搭乗予定の便を予約することになると思いますが、予約の段階でANAマイレージクラブのお客様番号を申請すれば、搭乗時にカードを見せたり、機械に通したりする必要はありません。

個人旅行でインターネット予約するときには、ANA公式サイトからANAマイレージクラブお客様番号とパスワードを設定してマイページにログインします。

電話で予約するときには、日本国内であればANAマイレージクラブ専用電話番号0570-029-767を使います。このとき、ANAマイレージクラブのお客様番号と入会時に設定したパスワードが必要です。

旅行代理店経由の予約の場合は、担当者にANAマイレージクラブお客様番号を伝えると積算される場合がありますが、パッケージ料金などでは積算されない場合もあるので、問い合わせてみてください。

もちろん、急用などで、直接空港に行き、空席のある便などに搭乗したい場合もあるでしょう。有人カウンターの場合と、自動チェックイン機で購入する場合とがありますが、この場合は、ANAマイレージクラブカードを持っていくのを忘れないようにします。

個人的には、インターネット予約時にANAマイレージクラブお客様番号を入力するのが一番加算漏れの心配がなく便利だと思います。

 

ANAマイレージクラブお客様番号が複数ある場合は1枚にまとめよう

 

ANAマイレージクラブお客様番号が2つ以上ある。
マイレージ初心者の中には「え、そんなことあるの?」とお思いの方もいるでしょうが、実はあるのです。

ANAマイレージクラブお客様番号が複数になる場合、その代表的なものが、クレジット機能付きのANAカードを申し込んだ場合です。クレジット機能付きの場合、無料のANAマイレージクラブカードとは別のお客様番号がカードに刻印されることになります。

ANAマイレージはクレジット付のANAカードのほうが加算できる機会も多いですし、加算率も上がるので、クレジットカードのほうのANAマイレージクラブお客様番号に統一すれば、無料のANAマイレージクラブカードで貯めていたマイルも合算されます。

合算の方法は、ANAのインターネット公式ページにある専用フォームで入力・送信するか、インターネットが使えない場合などは、ANAマイレージクラブ・サービスセンター(日本国内から0570-029-767)に電話して、「マイレージサービスお問い合わせ」を選択します。

こちらもインターネット入力であれば時間がかからないですし、ANAマイレージクラブのマイレージには有効期限があるので、番号の統合は早めに行った方が良いでしょう。

なお、インターネットのマイル口座統合専用フォームで統合する場合、注意すべきなのは、メインの口座を指定しなければならないことです。ここでカードの選択を誤ったり、番号を誤入力したりしてしまうと、電話での修正等を依頼しなくてはいけないので気を付けましょう。

また、口座の統合前後にANA便の搭乗予定があるときも要注意です。例えば、予約時に無料のANAマイレージクラブカードのお客様番号を入力したが、その後クレジット付ANAカードを申し込んで新しいお客様番号をゲットした場合などです。

お客様番号が異なると、搭乗当日に搭乗手続きが不要のSkipサービスなどが使えません。有人カウンターでの対応となり、時間も手間もかかります。

この場合は事前に電話をしてお客様番号の変更を申し出るか、予約の時に使用したANAマイレージクラブカードを使って旅行を終えてから、マイル口座統合の手続きをすると良いでしょう。

まとめ

ここまで、インターネットを使う人・使わない人、複数のカードを持つ人など様々な場合を想定した対応方法を書きましたが、実際の手続きはとてもカンタンなんです。

「予約の時にANAマイレージクラブお客様番号を入力し、当日はカードを持参する。」

たったこれだけのコツでANAマイレージクラブのマイルも確実にたまりますし、とてもスマートに旅行ができますよ!

Photo credit: contri via Foter.com / CC BY-SA